ドラギ総裁:理事会後の記者会見要点:ユーロ圏経済の改善は続いており、下振れリスクは後退し楽観的な見通しを維持 By 浪花のFXおばちゃま

欧州中央銀行(ECB)は27日の理事会において、
「インフレが目標を依然下回るなか金融緩和スタンスを維持したが、世界的な金融危機以降、最も好調に推移するユーロ圏景気の勢いを明確に認めた」
このように述べた。
ユーロ圏経済の改善は続いており下振れリスクは後退しているとし、楽観的な見通しを維持していることを示唆した。
一方、域内のインフレ率は年内低水準にとどまる公算が大きいとも語った。
また、
「ユーロ圏経済に対する大きなリスクは、加盟国による緩慢なペースでの構造的改革にある」
との認識も示した。

ECBはリファイナンス金利は0.00%に、限界貸出金利は0.25%に、中銀預金金利はマイナス0.40%にそれぞれ据え置き。
追加緩和バイアスを維持し、追加利下げや資産買い入れ拡大に道を残している。

ドラギ総裁は、
「3月の理事会以降に入手した指標は、ユーロ圏経済の循環的な回復が力強さを増していることを裏付けており、下振れリスクは一段と後退した。同時に、基調のインフレ圧力は抑制されており、まだ明確な上向きのトレンドを示していない」
との認識を表明しつつ、緩和継続の正当性も主張している。

総裁は記者からの質問に答える形で、
理事会内で成長見通しについて議論があり、一部メンバーは ”より明るい見方” を示したことに言及し、同総裁の冒頭の声明の成長見通しに対する
「下振れリスクは、主に世界的な要因に関連する」
との一文を追加したと説明した。

こうした微妙な文言の調整について一部では次回6月の理事会において、追加緩和バイアスを示す文言の削除などより大胆な変更が行われる前触れと受け取る向きもある。

同総裁はインフレに関して、
「見通しに関するわれわれの見解を変更する十分な兆候がなく、インフレ率が持続的かつ自律的に目標と整合する水準に回帰するとの確信がまだ得られていない」
とした。


欧州中央銀行(ECB)は政策金利を据え置き By 浪花のFXおばちゃま


欧州中央銀行(ECB)は本日の27日の理事会において、主要政策金利と政策スタンスを事前予想通り据え置いた。
リファイナンス金利は0.00%に、限界貸出金利は0.25%に、中銀預金金利もマイナス0.40%にそれぞれ据え置いている。


日銀金融政策決定会合の内容:地政学リスクが経済・金融・物価に影響があれば追加緩和辞さず By 浪花のFXおばちゃま


日銀の黒田東彦総裁は本日27日の金融政策決定会合後の記者会見において、
「北朝鮮情勢などの地政学リスクが日本経済や物価に影響を与える場合は追加緩和を辞さない」
との姿勢を示した。
同会合では景気判断を引き上げ物価が目標の2%を2018年度に達成するとのシナリオを堅持しているが、
「よほどの有事がなければ金融政策は据え置く」
このような方針を示している。

【地政学リスク】
総裁は足もとの北朝鮮情勢についてはコメントを控えつつ、
「中東や北朝鮮など地政学リスクには今後とも十分注視する」
と強調。
「中央銀行として頭の体操はしている。経済や金融、物価情勢に影響する場合は対応する」
と明言。
その場合の追加緩和手段について、
「金利引き下げか、量的な緩和拡大なのかの対応手段は、経済・金融・物価情勢次第だ。現時点では先験的には言えない」
とした。
日銀は同日公表した、
”展望リポート(経済・物価情勢の展望)”
において、
「足もとの景気については緩やかな拡大に転じつつある」
このように緩やかな回復基調から上方修正している。
2017年度と18年度の経済成長率見通しを上方修正した一方、2017年度の物価見通しを従来の1.5%から1.4%に小幅下方修正している。

【物価の弱さは一時的】
総裁は、
「足もとの物価が弱い。理由は主として携帯電話機と通話料の値下げであり、一時的はあるが景気好転や人手不足により賃金や物価が上昇するとの日銀シナリオは変更の必要がない」
このような考えを強調した。
春闘での賃上げが前年並みの水準にとどまった点についても、
「物価(生鮮を除く消費者物価指数、コアCPI)が、昨年度はマイナス水準で推移した中で、昨年並みの賃上げは評価できる」
と述べた。

【80兆円文言維持、問題生じてない】
日銀の国債買い入れが瞬間風速で年間50兆円台にとどまっており、債券市場では政策運営を量から金利にシフトした昨年9月以降も、「年間80兆円」との国債買い入れメドを声明文に掲げることとの整合性を問う声もある。
これに対し総裁は、
「買い入れペースは80兆円を上回ったり下回ったりしているが、80兆円をメドとすることで問題が生じているとは考えない」
と述べ、政策の目安はあくまで金利との考えを強調。
また、
「米欧中銀の金融政策をめぐる出口議論が広がりをみせる中でも日本は時期尚早。物価目標をどの程度達成したら、どのような出口戦略をとる、というような機械的なルールはない」
とした。
昨年9月にスタートした現在の金融政策の枠組み ”長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)” では、金利目標は物価目標の達成とは独立の理由で操作可能だが、日銀保有資産の増加は物価が2%を超えて、2%前後に安定推移するまで継続すると定めている。
この事に対し総裁は、
「物価が2%を超えて安定推移するのは18年度より先の可能性が高い」
と説明した。


本日、フランス大統領選挙:第一回、第二回の投票日程☆EU懐疑派である「ルペン・メランション」が当選すれば、英ブレグジットに続き仏フレクジットによるEU離脱大! By 浪花のFXおばちゃま


現フランス大統領であるオランド氏が任期終了を迎え、国民から4%という最低支持率によって再出馬を辞退。

2017年フランス大統領選の日程は以下の通り。
二日間に分けて投票が行われる。

日程は以下の通り。

4月23日(日) 第一回投票  現地時間7時から17時まで(大都市では19時まで)
日本時間15時~翌深夜1時まで(大都市では翌早朝3時)

即日開票:候補者が単独で過半数の獲得票が発生しない場合、上位2名が決選投票として5月7日(日) 第二回投票に進むことになる。
(参考)過去50年間を遡ると、第一回投票にて決着したことは無く、第二回投票に進んでいる経由がある。

※第1回投票の正式結果は憲法院が公表する。

5月7日(日) 第二回投票  現地時間7時から17時まで(大都市では19時まで)
日本時間15時~翌深夜1時(大都市では翌早朝3時)
※速報は終了後12時間以内に発表予定。

5月11日(木)憲法院は最終結果を正式公表し新大統領の選出を宣言する。


4月23日(第1回投票)を控えたフランス大統領選挙の特徴と現在の状況 By 浪花のFXおばちゃま

第1回投票を4月23日に控えたフランス大統領選挙は、4候補が支持率で拮抗し予測不能な状態となっている。
欧州統合に反対する極右・国民戦線のマリーヌ・ルペン党首が支持率でリードしてはいるものの、選挙戦終盤にきて急進左派のジャン・リュック・メラション候補が猛追している。
中道・右派候補のフランソワ・フィヨン元首相も、一時スキャンダルで支持率を落としたが追い付いてきている。
さらに、中道系独立候補のエマニュエル・マクロン前経済相も支持率でルペン氏と並んでおり予断を許さない状況となっている。

決選投票となる第2回投票は5月7日に予定されている。
フランス大統領選挙は最終的に2回までの選挙が行われるが、第1回投票において候補者が過半数を獲得すれば大統領は決定するが、獲得票が過半数に満たない場合は第2回選挙(5月7日)において上位2名による決選投票となる。

フランス大統領選においては、第1回投票(4月23日)において優位に立っていようと、第2回選挙(5月7日)に持ち込まれた場合、必ずしも優位に立つとは限らないのが過去からの流れとなっている。
例えば、
国民の意思を反映しやすい第1回投票において改革派である極右勢力が優位に立っていても、過半数を獲得出来ず第2回選挙に持ち込まれれば、保守派や中道派の勢力が巻き返し当選する可能性もあるのがフランス大統領選挙の特徴でもある。


速報!英国6月8日に総選挙!英国メイ首相は議会の解散、総選挙を表明「国民にEU離脱方針の信を問う」 By 浪花のFXおばちゃま

英国メイ首相は先ほど日本時間午後7時すぎから首相官邸で会見し、
「議会下院を解散し、今年6月8日に総選挙を実施する」
と発表した。

イギリスの総選挙は一昨年5月以来となる。